柔術界のボス①
カポエイラとは関係ない話になってしまうんですが、
いつもお世話になっている柔術流派CHECKMATの創始者、
メストレ・レオズィーニョがセミナーをしに先日来日しました。
つまりは世界中のCHECKMATのボスです。
いつも道場の神棚的な位置にその写真が飾ってあるので、
自分もなんだか会うのがとても楽しみでした。
実は数か月前にも、同じCHECKMATのアラン・フィンフォウ選手の
セミナーでも通訳をさせてもらえたんですが、
柔術のことが全く分からない自分にはそりゃもう大変でした。
文法的には意味が分かるが、どう訳したらよいかわからない。。。
冷や汗掻きながら通訳しましたよ。
緊張緊張。
(カポエイラのワークショップだったら超簡単に通訳こなせるのにな。笑)
「今回は前回よりは楽にできるだろう」そう思っていました。
自分がバカでした(笑)
さすが世界に知れ渡る一流派のボス。
教えの内容は多分シンプルなんですが、その分、エッセンスを伝えようとしていました。
奇抜な技やかっこいい技を伝えて皆を満足させるのでは決してなく、
シンプルな基本的な動きを教えていく中で、
いろんな技に共通している「考え方」を教えていたように見えました。
あくまで素人目にですが。
アバダ・カポエイラに青帯(卒業生)以上からが参加できるカポエイラ合宿のZUMBIMBAというものがあります。
この内容はなかなかイッちゃってるんです。
とても今回は語りつくせないのでまた別の機会にですが、そこで学ぶ事の一つがまさにそれです。
そう。「考えかた」
目からうろこが落ちる瞬間を体験します。「ペリッ」っていいますから。ほんと。
こういうワークショップがあったときにどれだけ吸収できるか、それは普段からいかに基本をみっっっっっっっっっちり練習しているかによりますね。