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ファミリア、ファミリー、家族、一族。

今日はファミリアについて書いていこうと思います。

人間生きている以上、常に何らかのグループに属していると思います。

会社、学校、住んでいる地域。


カポエイラでも柔術でも空手でも、同じ事が言えると思います。

それは流派であり、道場であります。


もちろん、くくり方はいくつもありますが、今日は流派や道場という見方でお話します。

格闘技でもダンスでもスポーツでも、まず入門するとあなたは右も左も分からない

真っ白な素材の状態ですよね。

家族で言えば生まれたばかりの末っ子。笑

そして、そこには経験者の兄や姉たちがいて、先生という父(母)がいます。

優しい兄、人見知りの兄、気性が荒い兄、美人でクールな姉、人懐っこい姉、

これまた気性が荒い姉などなど、まとまりが有るんだか無いんだか

分からない面子をまとめ上げているのが父(母)、そう先生です。


道場というのはそういう一種の「家族」、流派は「一族」とでもいいましょうか。

人が何かのファミリアに属するって言うのは全然かっこ悪いことではないんです。

群れをなして数に物を言わせて偉ぶるのとは似て非なるもの。

ファミリアはポルトガル語で「家族」の意味。

家族を持つことがかっこ悪いわけないでしょう?


家族の中には一匹狼気質の人もいれば、寂しがり屋の人もいて、しょっちゅう喧嘩するコンビもいれば、それをなだめる人もいる。でも最後は家族。


家族というのは親を中心にまとまっています。

その親とは「技術」「知識」「哲学」の象徴です。

親はそれらを祖父母から学び、祖父母は曽祖父母から。

そして、子供たちはそれを拠り所にして一生懸命それを学んで身に着けようとするんです。

親は子供たちを遍く教える。

時に兄姉が弟妹にアドバイスをする。

兄姉は時に弟妹たちの伸びしろを信じて技を仕掛ける。

弟妹は時に兄姉に技を仕掛けて挑戦をする。

その全てを親が見守る。

少なくとも私が知っているカポエイラの道場とはそういうものです。


自分たちが信じる、一族の「技術」「知識」「哲学」に加えて、

それを拠り所にして共に切磋琢磨していく普段の共存の日々、

それこそがファミリアの繋がりをより強くしていくのだと思います。


これは先生の教えを信じるという点で以前に書いたブログとも重なるのですが、

自分のファミリアを信じて大切に大切にする事がその後の成長に大きく関わるんです。

帰る家があってこその遠出です。逆に言えば外の世界に出て初めて自分の家族の

価値や特異さを知ります。

改めて自分たちが何者なのかを知った上で、自分たちの信じるものを

一緒になって追求する、これがファミリア。


だから変な個人主義はいらないんです。

日本人が、特に都会人が得意なやつです。

ブラジルだって大都会に行けば同じようなもんです。


でもだからこそ、心の奥底で皆求めているんじゃないでしょうか、ファミリアの感覚を。

友達が沢山いて皆から人気なのに、家へ帰れば両親をゴミのように扱う人。

自分の家族がいるのに、何故か別のところにもう一個家族を持っちゃう人(笑)。

家族の感覚を知らずに独りで育ったから、家族の感覚をそもそも知らない人。

世の中にはいますよね。


ファミリアを持つこと、いや、すでに持っているファミリアを認識すること、

そしてそれに価値を与えること。

それって全ての基盤にあるべきものなのではないでしょうか。

家族がいる、仲間がいるって楽しいですよ。


二心(ふたごころ)や行き過ぎた個人主義(こじんしゅぎ)は

自分の成長を遅らせるだけです

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